Ensemble Wits
アンサンブル・ウィッツ







いつも舞台の写真だとつまらないので、
合宿所の近くから写した富士山と、クラリネットのお二人
この富士山のイメージがキラキラとして合っているので
ブラ2はこんなイメージです。
高宮雄太郎 ファゴット (写真一番左)
おもちゃ好きが講じておもちゃの営業になり2年になりました。がたいの大きい高宮が楽器を持つと、ファゴットがおもちゃに見えます。
矢吹克宏 チェロ (写真撮影の日に欠席したため(笑)よくある卒業アルバム扱い)
留年、盲腸を経て何とか社会人になり2年目。相変わらず悩み多き矢吹は、その悩みを音の深みに昇華します。
尾崎洋 ホルン (写真左から2番目)
普段は溶接面+作業服の社長ですが、七重奏中間部では超絶トリルを繰り出します。
小林正基 ピアノ (写真左から3番目)
小林はエンジニアですが、休日はPCのキーボードをピアノの鍵盤に代えて演奏いたします。
鈴木理紗 ヴァイオリン (写真右から3番目)
人妻になりました鈴木です。家庭でも、仕事でも、演奏でもジャンヌダルクのごとし牽引力を発揮します。
石井絵美 クラリネット (写真右から2番目)
本業はMRです。抗がん剤の説明をしているときは心臓バクバクですが、ソロではもっと緊張して呼吸困難になります。
小澤恵 フルート (写真一番右)
平日はネットショッピングを企画しながらも、本当は自分がお客さんになりたい。フルートの時は集中しています。(注:仕事の時も集中しています!)
本年めでたく鈴木と小林が結婚しました。2人の魅力にひきつけられ7人の仲間が集まり、七重奏をお送りします。
リハーサル風景
今回2楽章が一番よくできました。出来栄え満足です。
優しさと明るさのなかに、曇り空のような影があり、重厚な表現の部分も
含めてブラームスらしい分厚くて繊細で、でもやさしい音作りができたと思います。
4楽章はとにかく明るい!快晴ですね。
最後の盛り上げかたは微妙なバランス調整が難しいのですが
いままでで一番満足のいくベストな盛り上げ方ができました!
ブラームス2番はブラームス自身が色々とうまくいっている時の作品で、
すごく気楽で明るい作風にまとめられています。
第1交響曲は20年もかけて悩んで悩んで書いたのに、
この作品は1ヶ月でだいたいささっと書いちゃっています。
人間考えすぎないで直感でやったことが意外と良かったりもしますよね。
1楽章は高原でキラキラとした日の光を浴び、窓からそよ風が感じられるようなそんな優しさが感じられます。
さらになんと夏休みの宿題はもうすでに終わっている!そんな解放感満点。
2楽章は夕暮れ時の深い味わいのコーヒー。
3楽章は近場のアウトレットモールで楽しい買い物みたいなイメージ。
時々セールで騒がしくなります。
4楽章はシャンパンのような弾ける楽しさと輝かしさであふれています。
こんな感じの幸福度満点の音楽です。
ブラームスのいい塩梅の重厚な味わいをお楽しみください。
今回は全体的に初々しさ満点で気分がうきうきするようなプログラムに仕上げております。
< ブラームス 交響曲第2番 Brahms: Symphony No.2 in D major,Op.73 >
<本番の演奏を試聴!>
祝祭感満点の華やかな音楽です。
なんといっても3人のピッコロトランペットはほんとに明るい音色で清清しい!
この組曲の中の第2曲目には有名な「G線上のアリア」の原曲があります。
残響の長い教会風の響きがする三鷹の風のホールではきっと
透明感のある弦楽合奏になると思います。
2楽章はいい出来栄えですのでノーカットで載せます。
欲を言えばもう少しビブラートが軽いほうが透明感が増したかも?かな?
ピッコロトランペットは 1st 田中、2nd Akash、3rd 宮原
< バッハ 管弦楽組曲第3番 Bach: Orchestral Suite No.3 BWV1068 >
<本番の演奏を試聴!>
第9回演奏会紹介特設ページ!
2010年10月10日(日)
三鷹市芸術文化センター 風のホール
さて、こんなページ作ってみました!
演奏会当日によりお楽しみいただけるような面白いコンテンツになればと思っています。本番前まで、ちょっとずつ更新してみます。
↓↓↓
本番が終わったので、本番の様子も合わせて紹介します。
第9回演奏会のパンフレット
正直全然有名じゃない曲です(笑)が、隠れた名曲!
ブラームスに似て結構濃厚な音楽ですが、途中は田園風景を思わせるような、
のどかな曲やピクニック気分の曲もありプチ草原旅行ができます。
ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、フルート、クラリネット、ホルン、ファゴットの
7人で演奏します。管楽でも弦楽でもない+ピアノというなんとも異色なアンサンブル。
まずまずの出来でしたが、私(尾崎)が少々バテ気味でした(汗)
アンサンブルって編成が小さいので粗が目立ちます。
どんなに頑張って練習して完成度を高くしても音も小さいのでコンサートでやると
お客さんには「眠い」と言われてしまうのが難点・・。
ちなみにチラシはちょっと配るのが恥ずかしいデザイン。大丈夫だったのか?謎です。
初めての「ブラ」ームスということで。
< シュポア 7重奏 Spohr: Septet in A minor Op.147 >
<本番演奏を試聴!>