Ensemble Wits
アンサンブル・ウィッツ
<ブリテン シンプルシンフォニー>
<ブラームス 交響曲第4番>
チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」全幕より抜粋
(本編全幕より編成されたコンサート特別篇)
ソロ・コンサートマスター: 成瀬芙美
2013年6月16日 鎌倉芸術館大ホールにて松下浩子バレエスタジオ50周年記念公演があり、Ensemble Witsで全幕を演奏しました。その時のプログラムが非常に好評であったので・・・(練習量も膨大で、1年のうちにやりきれないこともあって・・・)この年の定期演奏会でもプログラムとして組みました。
特に音楽がストーリーを引っ張っていく部分が劇的で面白いので、ドラマチックな部分と技巧的な曲を特にピックアップしています。
バイオリンソロはバレエの本番でも演奏していただいた成瀬芙美さんです。白鳥のパドドゥのチェロソロは当団エースの吉田譲です。素敵なコラボレーションになりました。
終曲はやっぱり派手ですね。チャイコフスキーらしい。
バレエ「白鳥の湖」全幕より 今回はコンサート特別篇として下記の曲を抜粋しました。
第1幕より No.7 情景
第2幕より No.13 白鳥のパドドゥ(グラン・アダジオ)
第3幕より No.22 ナポリの踊り
第3幕より No.NA ロシアの踊り(ルースカヤ)
第3幕より No.18 黒鳥乱入~ No.21 スペインの踊り
第3幕より No.5 グラン・パドドゥ・アダジオ
第4幕より No.27 情景
第4握より No.29 終曲
シンプルシンフォニーは本当に短くてシンプルな曲の割には音楽の面白い要素がぎゅっと詰まっている。
ブリテンの若いころのピアノスケッチが元になっているこもあって比較的わかりやすい曲です。
さっぱりしているところが聞きやすいですね。
今回のプログラムは重々しいプログラムが多いのでこういう薄味の曲を配置するとバランスがとても良くなります。
特に3楽章の表現にこだわりましたので、前後の対比が面白いです。
今回のコンサートマスターは、シンプルシンフォニーとブラームスの4番は赤塚君。チャイコフスキーは成瀬さんをソロコンサートマスターとしてお迎えしています。









今回ブラームスの4番は、ブラームス最後の交響曲ということもあって特に丁寧に音楽を響かせたいと考え、テンポを少しゆっくり目に仕上げました。楽器の音が十分に鳴りきるように、ホールの響きを十分生かせるようにしています。
特に2楽章と4楽章の歌い方、音作りを丁寧にしました。
ホルンの音色がひときわ吠えてますが、上の4人です。1st 田中 2nd 荒川 3rd 浅井 4th 佃
アンコールはバレエつながりで、チャイコフスキー・パド・ドゥで締めくくりました。壮大な曲ですね。ソロは成瀬さんです。
クラリネットソロ: 梅野絵美
フルートソロ: 小澤恵
今回のプレコンサートはベートーベンの弦楽四重奏曲第1番です。ベートーベン前期らしい比較的さっぱりした四重奏です。・・とは言っても練習するのはとても時間も労力もかかります。
合わせるのはやっぱり大変です。
演奏は左のメンバーです。
左から
Vln1赤塚 Vlc矢吹 Vla潮見 Vln2小林
第12回定期演奏会
2013年11月10日(日)
渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
第12回定期演奏会のハイライトです。 ・・・本番のパンフレットデータはこちら →
<プレコンサート>
ベートーベン 弦楽四重奏曲第1番 より 第一楽章 ヘ長調
ソロ・コンサートマスター: 成瀬芙美