Ensemble Wits
アンサンブル・ウィッツ
第11回定期演奏会
2012年10月14日(日)
渋谷区総合文化センター大和田 さくらホール
第11回定期演奏会のハイライトです。 ・・・本番のパンフレットデータはこちら →
<プレコンサート>
ブラームス 弦楽六重奏曲第1番 より 第一楽章、第二楽章
左から
Vln2土屋 Vla1相馬 Vlc1吉田 Vlc2矢吹 Vln1赤塚 Vla2潮見
左から
Vln2土屋 Vla1相馬 Vlc1吉田 Vlc2矢吹 Vln1赤塚 Vla2潮見
今回プレコンサートを舞台上で行いました!
今回のプレコンサートは相当気合い入れて仕上げました。
この曲が終わってから 本ベル→スタート です。中々渋い始まり方じゃないですか?
アンサンブル曲はどうしてもオケに比べると迫力の点で劣ってしまいがちですが、
一つ一つの音の繊細さというのはオケよりも洗練された表現が可能です。
一方で演奏は凄く難しいし、練習時間も圧倒的にかかります。
好きな人には、いいアンサンブルってオケとは違った満足感があります。
アンサンブルにあまり興味ない人は中には眠くなっちゃうお客さんもいます。
だから本当に聴きたい人にだけじっくり聴いてもらいたい。それで「プレコンサート」という形にしました。
今回はアンサンブルを演奏中に三々五々集まってくるという形式がお客さんに好評で、演奏の内容もとても高評価をいただけました。
・・・後半の吉田のチェロソロが圧巻です。
言わずと知れた交響曲第4番。この曲に細かい説明はいりません。
1楽章はとにかく重く暗く怒りと魂を込めて。
2楽章は諦めと、寂しさ、一時の夢。
3楽章は秘めた昂揚感を。
4楽章は今までのうっぷんを思いっきり晴らすかのような爆発を表現しました。









今回のマイスタはコンサートの最初ってこともあって、あっさり風味に仕上げています。
コテコテの演奏が多いですけどね。チャイコフスキーがタダでさえ重いからあくまで軽くね。
中央アジア。行ったことないけど。朝靄にかかった爽やかな朝日が、広ーい草原を
照らすような、清々しい感じが伝わるように、朝露と草の香りがする演奏を目指しました。
最後のFlute小澤のソロが特にステキです。
<ボロディン 交響詩「中央アジアの草原にて」>
<チャイコフスキー 交響曲第4番>
<ワーグナー 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第一幕への前奏曲>